二人は熊本城に行こうと考えています。
さて、二人の話を聞いてみましょう。
熊本城にはどぎゃん行くとよかとね?
翻訳・・・「どうやって行けばいいの?」
こぎゃーーん行って、そぎゃーーん行って、あぎゃーーん、行くとよかったい
翻訳・・・「こう行って、そう行って、ああ行くといいですよ」
では、「ぎゃん」の使い方について復習してみましょう
どぎゃん・・・どんな
こぎゃん・・・こんな
そぎゃん・・・そんな
あぎゃん・・・あんな
よかったい・・・いいですよ。
熊本弁では「いい」と言う事を「よか」と言います。
たとえば・・・
よかろ?・・・いいでしょうか?
よかねぇー・・・いいねぇー
よか女・・・いい女
と、なる訳です。
では、みなさん、ご一緒に・・・
こぎゃーーん行って、そぎゃーーん行って、あぎゃーーん行くとよかったい
(*^O^*)はい、よく出来ました。
略して「ぎゃんぎゃんぎゃんたい」とも言います
いきなり団子
いきなり団子は熊本に伝わる団子で、サツマイモとあんこを包んで蒸した物です
あつあつのホクホクが美味しいのよ〜
それではレッスン2をどーぞ
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なんばしよっと?食べんと?
翻訳・・・「何をしてるの?食べないの?」
「○○ば」は、「○○を」の意味です。
こっば・・・これを
そっば・・・それを
あっば・・・あれを
なんば・・・何を
「これ・あれ・それ」は「こっ・あっ・そっ」っと小さい「っ」で言い替えましょう
芋ば・・・芋を
書類ば・・・書類を
など「を」は熊本弁では「ば」なのです。
とっとっと
翻訳・・・「取ってるの」
たとえば席をお友達の分まで取っておいたとします。
そこへ、「座ってもいいですか?」とたずねられたら
「とっとっと」(この席は取ってます) と言います。
「と」が三つの他にも「す」が三つもあります。
すきま風とかが吹いて、ちょっと寒い時には
「すーすーすっ」と言いましょう